皆様こんにちは。岩崎ラテと申します!!私は今まで様々なジャンルに沼ってきましたが、スポーツ選手を好きになる、ということはありませんでした。そんな私をものの見事に落としてくれた方が居ます。
羽生結弦くんです。
もう誰もが知ってるくらい様々な大会で素晴らしい成績を収め 、現在進行形で伝説を残している男です。
タイトル通り私はファン界隈で呼ばれる北京落ち(北京オリンピックでファンになった人)でございます。
私よりずっとずっと前から羽生くんを応援していた方にとっては浅々のことばかり述べる記事になってしまうかもしれません。
ですがヴィレヴァンスタッフたちが推しを語るこのサイトで記事を書かせて貰っている自分としては、
どうしても羽生くんのことを避けて通るということができなかったのです…!
「なんかギャーギャー騒いでんな」くらいの気持ちで読んで頂けると幸いです。
私が羽生くんに落ちたキッカケ
そう、あれは忘れもしない2014年ソチオリンピックのショートプログラム「パリの散歩道」です。
…ってウォオオイ!?お前北京オリンピックで好きになったんやないんかいとツッコミが入ったところでしょう。
私は北京までは大会シーズン頃からTVなどで羽生くんの露出が増えると騒ぐタイプの所謂にわかファン。ネットやテレビで羽生くんが話題になっているのを一緒に楽しむといった感じでした。
なのでソチ落ちと名乗るにはあまりにも適当に追いかけていたので、何故そんな私がソチにわかから始まり、北京で彼に沼ったのか、語っていきたいと思います。
※これから書く北京までの出来事は私が見て記憶に残っていたものになります
全てが衝撃すぎたパリ散
初めて羽生結弦という選手を知ったのがテレビのニュースでふと流れてきた団体戦のショートプログラムの演技と記憶しています。
その時は演技全部を見ていた訳ではなく、とんでもない高得点を出した人がいるんだ、やっばぁというノリでした。
その後に行われた男子シングルは生放送で見ていました。
電流が走りました。
緊張なんてまるで無いような自信に満ち溢れた顔、圧倒的ジャンプ力、観客の目を惹きつけるパフォーマンス、二次元から出てきたようなスタイル。顔が小せぇんじゃ本当に…!
当時世界最高の101.45点を、団体戦で見せた時よりも高得点で、しかもオリンピックの舞台で記録するという勝負強さに、私は目を奪われてしまったのです。
当時の録画した映像を持ってるんですが演技中ではなく演技後のテレビ中継が流してくれたプレイバック映像から録画をしてました。「これは映像として残しておかなければ」という慌てようが窺えます。
あとTwitterのバズりようも凄かった…。得点発表の瞬間本人よりも驚く隣に座る女性の方とか、羽生くんの等身が某キャラに激似とか、襖開け閉めするコラ画像とか(どういうことやねん)
当時からツイ廃だった私は、バズってるツイートやスケートファンの方からのエピソードを沢山見て、羽生結弦選手にどんどん興味を持って行ったのでした…。
何から何まで伝説だった平昌オリンピック
四年前のソチオリンピックで金メダルを獲得した羽生選手。平昌オリンピックでは連覇が掛かっていました。
しかし羽生くん、大会の三ヶ月前に怪我をしてしまったのです。ニュースでは羽生選手はオリンピックに出られるのか?など始まるまでは心配の声が多かったと記憶しています。ですがその心配は杞憂に終わりました。
"どの選手よりも一番勝ちたいという気持ちが強くある "
怪我以来初めて公の場に姿を見せた羽生くんが記者の問いかけに答えた言葉です。
漫画の主人公の台詞なのよ。
1ページ丸ごと使った大ゴマで載せられてるレベル。
それで実際に二連覇果たしてしまうところが漫画の主人公を地で行っている。(本人も漫画の主人公にしても出来過ぎなくらいと言ってます)
丁度フリープログラムの演技が始まった頃大学の卒展中だったんですがめちゃくちゃ卒展そっちのけで中継見てました。すまんやで。
そして北京へ
平昌からの四年間色んなことがありました。
私自身、ヴィレヴァンに勤めるまでは中々多忙な仕事をしておりテレビを見る習慣がなくなってしまい、覚えてる中で羽生くんのプログラムをようやく観たのが2021年の全日本選手権でした。
コロナ禍でいつも隣にいたオーサーコーチも居ない中、私が久しぶりに見た羽生くんは変わらず、キスクラで冷静に自己分析をし、観客席に向けて深々とお辞儀をする姿でした。
そして北京オリンピック。ショートを終え迎えたフリー。私は固唾を呑んで見ていました。
頼む神様ッッ…羽生くんに力を…ッ!!!もう藁にでもすがる思いです。
冒頭、四回転半ジャンプ。惜しくも着氷に失敗したものの、羽生くんの飛んだ四回転半ジャンプはISU公認大会で初認定となりました。
ふと思い出しました。そういえば羽生くん、平昌で金メダル取った後、四回転半ジャンプに挑戦したいって言ってたよなと。
それから北京まで、彼は物凄い努力を繰り返して来たのだろうなと考えるうちに、羽生くんを初めて知ったソチのショートプログラムから、今までの私に残る羽生くんの記憶がぐるぐると走馬灯のように駆け巡りました。
深夜から夜明けまで寝ずに見守ったソチのフリー、
練習中に他の選手と衝突し負傷しながらも演技に挑んだ上海グランプリシリーズ、
紅白の審査員で誰よりもノリノリな姿、
地震で被災した当時の思いを語る姿、
平昌での圧倒的演技、
会見やインタビューでの聡明な受け答え、
見れていなかった大会などの結果がニュースで流れて来た時は、準優勝だと悔しい、優勝だと勿論嬉しい、ハッピー!な気持ちにもなってました。一人の人間の成し遂げる事に一喜一憂する……
色んな場面で羽生くんは、私の心を揺るがしてくれる存在だったんだなと。
北京オリンピックで私はようやく気付いたのです。ああ、これが沼か…と。
何よりも北京大会の羽生くん、たっくさんの人に愛されてるなと感じました。他選手のSNSに笑顔で写る姿や、現地の羽生くんファンが羽生くん見たさに会場に集まったり…
北京フリー後からエキシビションまでの間はひたすらに羽生くんの過去映像とかリアルタイムで流れてくる情報を漁っていました。
沼落ちを確信した「春よ、来い」
北京オリンピックも終盤を迎え行われたエキシビション。ピアノの旋律に乗せられて、試合とは違った表情で滑る羽生くん。
もうマジで意味わからんくらい美しい。
滑りながら風に靡く衣装はまるで天使のよう。足の先から指先まで全てに気を使って演技している。綺麗、どこを切り取っても綺麗。スケートが…スケートが上手すぎる……(当たり前)
その後のマスコットキャラのビンドゥンドゥンと絡むギャップもまた良い…
完全に羽生結弦様の虜でした。
私は思いました。
羽生くんの演技を肉眼で見てぇ!!…と。
初アイスショー
Fantasy on Ice2022 名古屋公演二日目に行きました。(思い立ったら即行動の精神)
この日は冒頭製氷トラブルがあり、スタッフが作業している間観客を飽きさせぬようにと羽生くんがステージに現れて腹チラしながら滑ってくれるというファンの需要を見透かしているような神対応をしてくれました。(ファンサがアイドル級いやマジで)
プログラムの「Real Face」では試合のような気迫を見せつけられて…もう言うことありません……アイスショー初体験でしたがマジでめちゃくちゃ良かったです…次も行きたい…。
7月19日
スポーツ選手にとって、引退と言う言葉は避けては通れません。私も羽生くんにもそれがやってくるんだろうと考え、その時が来たらしばらく落ち込んでしまうんだろうなと思ってました。そして迎えた7月19日の会見
いやめちゃくちゃワクワクしてきたな
会見後、めちゃくちゃ高揚している自分がいました。「引退」ではなく「プロアスリート」への転向。
競技者としての羽生くんが第一のフェーズで、この日からプロスケーター羽生結弦という第二のフェーズが始まったというわけですよ…?
こんなんワクワクするに決まってるやろ!漫画だったら堂々の第二部連載スタートやぞ!!!?
私が特にブチ上がった言葉は、"「競技会としての緊張感だったりとか、そういったものを味わってもらえるようなことをしたい」"です。
私は演技に入る前の羽生くんの集中力や、ギラギラに闘志のこもった羽生くんの目が大好きなんですが、それが今後も見れるのかなと思うとドッキドキが止まりません。
最後に…羽生くんの好きなとこざっくばらんに書いていく
・ノーメイクなのに美肌がすぎる
・フリルを着た阿修羅ってあだ名好きすぎる(色々出てくるので是非調べてみてください)
・小さい頃のきのこ頭可愛い
・存在が二次元
・存在が少年ジャンプ
・音楽聴きながら口ずさんじゃうとこ
・どこを切り取っても美しい
・衣装によって魔王から天使にまでなれる
・作画監督が何人もいる
・まだ進化を残している
お気に入りプログラム
・「パリの散歩道」…私を沼落ちさせたすべての始まり。演技の所々でする不敵な笑みがたまんないです
・「Origin」…衣装が神 特に紫オリジンと呼ばれてる紫衣装が覇王の風貌。
・「オペラ座の怪人」…上海の時の一回きりしか着ていない赤衣装がお気に入り。ファントムになりきって手で顔半分を覆い隠す振りが大好きです
・「バラード第1番」…イーグルサンド3Aとファンの間で呼ばれてる技が圧巻過ぎる。
・「SEIMEI」…選曲振り付け衣装全てにおいてブッ刺さりまくった神プロ。安倍晴明様がそこにはいた。鋭い目つきは呪を祓う陰陽師そのもの、強い、強過ぎる。演技の振り付けに似た場面も出てくるので映画陰陽師も是非観てほしい。
・「ロミオとジュリエット(ニース世界選手権)」…羽生結弦に落ちた人は必ずと言って良いほど名前を出すプログラム。若さ溢れる力強い滑りでロミオを全身全霊に演じています。と思えばジュリエットのような儚さもあるんです…頼む……全人類ニースロミジュリを見てくれ、あの約4分間にロミオの怒り、嘆き、愛全てが込められている…途中こけてしまう場面があるのですがそれすらも演技の一部のようで観客が全員羽生結弦くんに釘付けになってしまうんだ…。
長々と書いてしまいましたが、ここまで読んで頂いた皆様ありがとうございました。
何十年も羽生くんを応援してきた方にとっては目に余る記事なのかもしれないし、気分を害してしまう方がいたら…と正直書きながら不安になる時もありました。
ですが、私が北京オリンピックまでにわかオタクだったようにきっと「羽生くん気になるな〜」くらいの人もいると思います。そんな人がこの記事を読んで、「もっとディープな方の話も聞いてみたいな、知りたいな」と思ってくれれば幸いです。
そして羽生結弦くん、これからもきっとファンを驚かせる為に無理しちゃうかもしれないけど何より身体と心を大事にして下さい!!!!!羽生くんをこれからも応援しています!!!!!!